外航船舶からサンプルオイルを送るよう頼まれたら

外航船舶からオイルサンプルをおろしてDHLなどで海外に送る場合の税関対処法は2つある。

1つは積み戻し申告で外国貨物のまま保税蔵置所に陸揚して外国貨物として送る方法。

もう1つは輸入託送品として税関に申告して一度内国貨物にしてそれを送る方法。

私が船から頼まれた場合はいつも託送品としておろしている。

税金がかかる可能性があるのだがこちらの方が断然楽である。

必要なのはそのオイルが新品か使用済みなのか、容量はどれだけか、申告時の価格である。

少量の場合は税金もかからない。

税関がクリアになればあとはDHLで送る為インボイスの作成だ。

インボイスと一緒に必要なものとしてMSDS(Materials of Safety Data Sheet)も要るので必ず船から貰うのを忘れずに。

これはオイルは安全なものだということを証明する書類である。